静岡市障害者歯科保健センターによる集団保健活動

静岡市障害者歯科保健センターによる集団保健活動が、1月30日に行われました。

午前中は訓練棟2階で、ご利用者様が理解しやすい媒体を用いて(パネルシアター)まずは虫歯になるメカニズムを知ってもらいました。虫歯の原因となる砂糖について、普段から口にするチョコレート等のおやつやカフェオレ等の飲料水の砂糖含有量を、シュガースティックを用いて何本分と視覚・数的に知って頂きました。健康観を持つことが難しい障がいのある方にも、自分の歯に興味を持ち自らが歯の事を気にして、食べたり飲んだりする物を選ぶ、また提供する側の支援者も同時に口腔の健康について意識が向上する事を目的とし保健指導を行っていただきました。
午後は各階へ行き、日常生活の様子をみて頂きながら、予め抽出したご利用者様の口腔ケアを行って頂き、口腔清掃に使用している清掃道具のアドバイスを頂きました。静岡市障害者歯科保健センター職員様からは、どのご利用者様も口腔清掃状態も部分的には食べかすが残っている等はあったが普段から手入れがされている様子が分かる口腔内だった。セルフケアとプロフェッショナルケアの両輪のバランスが非常に良いと感じたとのこう評価を頂きました。

支援員は、今回レクチャーを受けて専門的視点からの高評価を頂いたことで、刺激にもなりましたし自信にもなりました。また、この機会を前々から企画してくれた宍原荘の松風歯科衛生士が、普段から口腔ケアに対する支援作りや意識付けをしている結果とも感じていますし、ご利用者の健康と幸せに繋がると感じました。今回はかりんのご利用者を対象に実施しましたが。来年度は他グループを対象に企画してくださるとの事です。静岡市障害者歯科保健センター
の皆様本当にありがとうございました。