個別余暇外出(男性Bグループ)

ぽかぽかと暖かい春の日差しの中、K様の個別外出を行いました。

ご本人から、「CDが欲しい」「散歩がしたい」と希望がありましたので、まずはTSUTAYAさんへ。店内では真剣な表情で選ばれ、お気に入りの1枚を見つけると、とても嬉しそうにされていました。

昼食は、「カレー」が食べたいとの事でしたので、TSUTAYAさんの真向かいのすき家さんで「カレー」をいただきました。「カレー」が食べたい気持ちはブレずに、トッピングなしでカレーを満足そうに食べる表情が印象的で職員も自然と笑顔になりました。

その後、岩本山公園へ移動して、満開の桜の中をゆっくりとお散歩。風に舞う花びらや、やわらかな光に包まれながら、春の空気をたっぷり味わいました。ご本人も終始にこやかで、「来てよかった」とおっしゃってくださいました。

今後も、一人一人の「やりたいこと」「行きたいところ」を大切にしながら、心に残る時を一緒に作っていけたらと思います。

法人全体 虐待防止・身体拘束適正化研修

4月2日、令和7年度玉柏会キックオフ(R7事業計画説明会議)が全法人職員を対象に、午前・午後の2部制で行われました。キックオフに伴い、法定研修である虐待防止・身体拘束適正化研修を行いました。

静岡市障害者協会の堀越様をお招きし、虐待防止に関しては『虐待防止法の通報義務とその重要性』、身体拘束適正化では『三原則と記録方法等』についてご講義頂きました。普段から心掛けいる虐待防止・権利擁護の支援ですが、改めて再確認することができ、短時間ではありましたが分かりやすく全職員に伝えて頂きました。

法定研修は、研修を受ける事が目的ではありません。

研修で学び感じ事を、明日の支援に活かしてご利用者が安心安全な生活を送れるように法人全体で取り組んで行きます。

令和7年度入社式

玉柏会では新規卒業者一名を迎え入れ、令和7年度社会福祉法人玉柏会入社式が4月1日に宍原荘で行われました。

吉川理事長から、

『玉柏会の理念である共生(ともいき)は、職員やご利用者が自立をした上での支え合いなので、先ずは新人職員も色々な意味で自立を目指して下さい』

とご挨拶を頂きました。

対象になる職員は県内の4大卒で、4月より宍原荘2課に配属となります。入社式では『ご利用者に寄り添った支援を目指し、早く支援業務を覚えていきたいです』と力強い言葉がありました。その後、三保神社へ新人職員、理事長等で参拝し業務繁栄祈願をしてきました。

誰にでも新人時代があるものですが、この時期に感じた事や経験を大切にして欲しいと感じました。同時にご利用者の自立と幸せを支援できる様に一緒に頑張りたいと、私も新人時代を振り返らせて頂きました。