自閉症支援を進めるなかで、「活動」はとても重要な意味があります。日々の活動が、生活の中での彩りを与えてくれるものが理想です。例えば長さの違う2種類の短冊を交互に織り込んでいく作業。これを発展させると「ランチョンマット」になります。このように生活に反映できるもの、社会的適応行動のことを「般化」といいます。
「活動」は「般化」を目指すものであり、日々の生活を充実させるものという理解のもと、「掃除」に関しても少しずつ活動化しています。
その方の理解できる形状や色、また拭くところに注目できるような工夫(構造化)に少しずつ取り組んでいます。