9月23日に新人職員等を対象に、虐待防止委員会で内部研修を開催いたしました。ズバリ『虐待防止について』で、障害者虐待防止法の目的や内容、通報義務について事例やビデオ交えて説明いたしました。
虐待事例を紹介しながら『日々の小さな虐待行為を放置すると、徐々に行為がエスカレートし、ある日取り返しのつかない大きな虐待事件が起きてしまうことが指摘されています。虐待の早期発見、早期対応が重要』であることを新人職員には理解してもらいました。
最後にアンケートをとり、職場や支援に対する悩み等を記載してもらいました。
私も20年程前は新人で、同期の職員がいなく戸惑いや悩みを抱え、先輩方を見様見真似で支援していたことを思い出します。
『人権を守り相手を尊重する』と言葉で言うのは簡単ですが、実は自分以外の他人を常に思いやることは、簡単そうで難しいのかもしれません。しかし先輩である今、支援や態度でその言葉を後輩たちに伝えていきたいと思います。同時に後輩たちの悩みや困っていることに対して一つ一つ応えていきたいと思います。